高周波誘導加熱と誘電加熱の要点を簡明に説明 Vol.4は誘導加熱装置の主な構成とその役割

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高周波誘導加熱[装置の構成]

高周波誘導加熱装置の主な構成

image 高周波電源部
 ・ 所定の周波数にて必要な高周波電力を発生
 ・ トランジスタ式、サイリスタ式、電子管式など
整合部(マッチング回路)
 ・ 加熱コイル及び加熱物の電気乗数に合わせて効率良く高周波電力を伝送するためのユニット
 ・ 高周波電源内蔵型と分離型がある
加熱コイル
 ・ 被加熱物の形状や加熱部分、断熱材の有無などにより多様な形状を作る
 ・ 加熱コイルは銅パイプが多く、銅パイプ内部に冷却水を通す
温度測定と制御
 ・ 熱電対や放射温度計で測定し、温度調節器を使用し高周波出力を任意に制御する

高周波誘導加熱装置の主要要素

加熱対象物の材質と加熱目的     >>加熱する対象物の材質と溶解、焼入れ、ろう付けなどの目的
加熱対象物(対象部)と必要エネルギー >>加熱する対象物(又は対象部)の質量、抵抗値、比熱、時間要素  
高周波出力の選定          >>必要エネルギーと高周波電力印加による放熱損や結合条件より算定
出力周波数の選定          >>加熱する目的、特に表面焼入れや薄物や小径物の場合は重要
加熱コイルの構造・形状と加熱雰囲気 >>全体加熱、局部加熱、複数加熱や連続加熱などにより設計
制御方式              >>温度測定により出力を任意に調整して温度調節など

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